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キーボード配列論争 JISキー vs USキー

パソコンのキーボード配列(キーボードの文字の並び)には種類があるのはご存知でしょうか。

国によって言葉が異なるように、パソコンのキーボードも国によって異なるのです。

初めに結論から申し上げますが、

日本では「USキーボード」が最も適しています。

えっ? 日本語なのにUSキーボード? なぜ?

そんな疑問を持ったあなたのために、今日はUSキーボードについて詳しく解説します!

この記事を読み終えたあと、あなたはきっとUSキーボード信者になっていることでしょう!笑

まずは日本で販売されているパソコンのキーボードの標準スタイルである「JISキーボード」と「USキーボード」を比べてみましょう。

いつも目にしているJISキーボードですが、こうしてUSキーボードと比べて眺めてみると・・・

ひらがながたくさんありますね。

みなさん、なぜこれらのひらがなが刻印されているかご存知ですか?

答えは、「かな入力」という日本独自の入力方式のためです。

かな入力とは、JISキーボードのキー右側に刻印されているひらがなを打鍵することで文字を入力する方式です。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/かな入力

例えば「りんご」と入力したい場合、ほとんどの人がローマ字入力で「rinngo」と入力しますが、かな入力ではそのままひらがなで「りんご」と入力します。

打鍵数がローマ字の「rinngo」6字に対して「りんご」3字で済むため、より少ない打鍵数で入力できるというメリットがありますが、アルファベット26字に対してひらがなは48字(50音-や行の「い」と「え」=48字)もあるためキー数自体が多く、何よりローマ字入力の普及率が圧倒的に高いため、ほとんどの人がかな入力の経験自体がないのではないでしょうか。

このように、かな入力は日本人のためだけの、そして日本語のためだけの入力方式であるのに日本ではほとんど普及していないという変わった入力方式なのです。(かな入力でキーボードを打てたら逆にカッコいいかも笑)

さて、かな入力が何なのか分かったところで改めてJISキーとUSキーを比べてみましょう。

うーん・・・ひらがながたくさんあってゴチャゴチャしてて何だかカッコ悪くないですか?

使いもしないひらがなの刻印でわざわざキーボードを見にくくする。「あれ、&ってどこだっけ?」とか「アンダーバーってどこだっけ?」っていつも探してしまうこと、心当たりのある人はいるんじゃないでしょうか?

そんな人はすぐにJISキーボードをやめましょう!(ノートパソコンの人はパソコンごと買い替えないといけませんが・・・)

それに比べてUSキーボードのカッコよさ!

It’s so COOOOOL !!!

パソコンのカッコよさはキーボードで9割決まると言っても過言ではありません!

特にクールなMacBookユーザーのみなさん、JISキーボード使ってるなんて勿体無いですよ。

そして!!

USキーボードはクールさだけが取り柄なのではないのです!

なんと、打ちやすさも格段に上がってしまうのです!

これを人間で例えるとしたらどう表現したらいいのでしょうか。

イケメンかつ親しみやすい、うーん…つまりモテるということですね。

性格がいいんです。

パッと見、何あいつ、調子乗ってない?

と思いきや、話してみたらめっちゃいい奴じゃんみたいな。

USキーボードも、何がUSだよ洒落くさいって思ってる人!

使ってみたら虜になりますよ。必ず。

さて、その「打ちやすさ」の理由を解説していきます。

まずは1点目。

USキーボードのスペースキーの中央の位置を赤いラインで示してみると、JISキーボードのローマ字エリアは左に偏っていることが分かります。

AppleのUSキーボードも少し左に寄っており、完全にセンタリングされているわけではないですが、ほとんど中央です。

ちなみに、テンキー有りのUSキーボードは完全にセンターです。

見てください!この美しさを。

矢印キーが隣に移動してくれたおかげで文字入力エリアはほぼシンメトリーになっています。

そしてこのブラックモデル(当初はiMac Pro専用付属品だったのが現在はキーボード単体で購入可能!ちなみにマウスも)ときたら思わず息を呑む美しさ。

このキーボードは見るだけでやる気が上がりますね。

ではなぜ、中央に近い方が打ちやすいのでしょうか?

実際に打鍵してみると分かるのですが、ホームポジションも中央になることで左端、右端のキーどちらにも両手の小指でアクセスがしやすくなるからです。

赤丸はホームポジション(左手F右手J)を示しています。

JISキーは全体的に左寄りに偏っているためキーボード右端へのアクセスが悪くなります。

2点目。

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